--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2005

08.16

台風になると思い出す

いとこのてっちゃんが海で亡くなった。
台風が去ったばかりの休日、仲間と海に出かけて
砂浜で戯れていたが食事の時間だからと体についた
砂を落としに3人で海に入り
あれ?今いたのにな・・・もう上がったかな?って
友人が思ったときはすでに海の底だったらしい。
胸より下の水位の所だったのに・・・自然の力で海に引きずり込まれた。

てっちゃんのお葬式に行くために私は会社に休暇届を出した。
19才の若者の死。
びっくりした上司に理由を問われるままに状況を話した。
「・・・かわいそうにな」
そんな同情の言葉の中に信じられない言葉を聞いた。

「19か。オンナも知らないままに死んだのか」

口元がいやらしくゆがんでいた。
下卑た笑いというのはあんな表情を言うのだろう。

台風の季節になると、
あの時のおばさんの涙
おじさんのやつれた顔
海に入る前のお兄ちゃんの荷物を整理しながら泣いてるいとこ・・・
一緒に海に行った彼女の涙と震える手
重たい重たい忘れられない感情と、上司への嫌悪感も一緒に思い出す。
その台詞を吐いた上司も、もうこの世にいない。

スポンサーサイト

つぶやくアタクシ
トラックバック(0)  コメント(0) 

Next |  Back

comments

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。